ホストクラブやキャバクラなど風営法に該当する仕事をしている人は、もしかしたら今の感覚を変えていかないとならないかもしれません。
風営法改正案が国会で話題になっている。
改正案として、指摘されている部分は、色恋営業だ。
この色恋営業に内容をさらに詳細にして、改正案が通ってしまうと本当に苦しい状態になる可能性は高くなる。。。
そんな改正案について、風営法の禁止事項などをまとめてみました。
風営法ってなに？
まずは、風営法について理解できていないで働いている人もいると思いますので、簡単に説明します。
正式名称は「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」で、日本における風俗営業や性風俗関連特殊営業を規制する法律です。
社会秩序の維持や青少年の健全育成を目的としています。
【目的】
- 善良な風俗の保持：地域の治安や秩序を保つ。
- 青少年の保護：未成年者が有害な影響を受けることを防ぐ。
- 営業の適正化：風俗営業の透明性を確保し、不当行為を防止。
風営法関係している業種が、パチンコ店・ホストクラブ・キャバクラなどで、もちろん風俗関係です。
もしこういった事業をするためには、所轄の警察署に届出を出さなくてはスタートできません！
他にも条件が決まっているので、ラーメン屋などの飲食店を始めるよりスタートが大変です。
風営法改正案が通るとどうなる？
本題ですが、今回の風営法改正案が通るとどのような影響が起こるのかまとめました。
メリット・デメリットは、各店舗の運営状況や戦略によって異なる部分はあると思いますが、一般的なメリット・デメリットを紹介します。
メリットのある影響
- 消費者保護の向上
- 恋愛感情を利用した高額請求や依存営業から消費者を守る。
- 借金や金銭トラブルの減少につながる。
- 社会的健全性の向上
- 営業手法の透明性が高まり、業界全体のイメージ改善が期待できる。
- 青少年や弱者の保護が強化される。
- 違法行為の抑制
- 売春や風俗業への強制的な紹介などの違法行為が減少。
- 規制の公平性
- 特定の営業手法を禁止することで、不正競争を防ぎ、健全な業者が公平に営業できる環境を整える。
- 警察や行政の負担軽減
- トラブルや違法行為に関する相談・対応件数の減少。
デメリットのある影響
- 業界収益の減少
- 色恋営業を主要な収益源としている店舗の売り上げが大幅に減少する可能性。
- 特に小規模店舗が経営難に陥るリスク。
- 従業員の収入減少
- 売り上げに依存している従業員（キャストやホスト）が収入減に直面し、生活が不安定になる。
- 営業スタイルの変化による混乱
- 新たな営業手法の模索や適応に時間がかかり、業界全体に混乱が生じる。
- 地下化のリスク
- 規制を回避するために、営業が地下化し、かえって違法行為が増加する可能性。
- 顧客との信頼関係の変化
- 色恋営業に依存していた顧客との関係が薄まり、リピーターが減少する。
メリット・デメリットのまとめ
「色恋営業」の禁止は、消費者保護や社会的健全性の向上に寄与する一方で、業界全体の収益や雇用に大きな影響を及ぼす可能性があります。
今回改正案が浮上した大きな理由
デメリットにもありましたが、消費者が借金をしてでも通ってしまうのが問題だといっている。
特に恋愛感情を使ってお客さんを繋ぎ止めることが出来やすいことから、お客さん側が依存してしまうことを防ぐために法案が出てきた。
実際、全国の警察に寄せられたホストクラブに関する相談は、ことし、10月末までに2300件余りに上っています。
消費者サイドへの救済方法としてがかなり強いが、サービスを提供する側から見ればかなり厳しい問題だと思う。
また、法案が仮に通ったとしても、色恋営業の線引きが感情によるものなので今後新たなトラブルになる可能性が高いと思いました。。。
まとめ※僕個人の意見も・・・
まとめると、今回の色恋営業を禁止にされた場合、サービス提供者側がかなりの負担を追うことになってしまうと思う。
色恋営業が具体的にどんな行為を指すのかははっきりとはわかりませんが、たとえばお客さんが「抱きしめてほしい」とリクエストした場合、それを風営法で色恋営業とみなしてしまうと、お客さんがホストクラブに通う楽しさや魅力が失われてしまう可能性があると思いました。
僕個人としては、ホストクラブやキャバクラなどは、人間味のあるサービスなのでハマってしまう人もいると思います。
でも、自分で選択をして、通っているので、それは自業自得だと思いました。
国がここまでルールを決める必要は全くないと思った。
具体的には
「売り上げトップになれなかったら、もう会えなくなる」などと、恋愛感情につけ込んで客を依存させ、高額な飲食をさせるいわゆる「色恋営業」を禁止し、違反した場合は営業停止などの行政処分の対象とする方針です。また、未払いの飲食代「売掛金」を取り立てる目的で、客を困惑させたり怖がらせたりして売春や性風俗店で働くことを求める行為や
性風俗店が女性の紹介を受ける見返りに、ホストやスカウトに報酬を支払う「スカウトバック」も禁止し、刑事罰の対象とする方針です。さらに、これまでの罰則を見直し
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241219/k10014672331000.html
罰金の最高額200万円を大幅に引き上げたり
店が営業許可の取り消し処分を受けた場合、系列店など、密接に関係する店も営業を認めないようにしたりすることが検討されています。
引用文の冒頭文にある「売り上げトップになれなかったら、もう会えない」と普通に「会いたいからまたきてね」はどう違うのだろうか？
言い方の問題で、屁理屈や揚げ足取り状態にならないか？？？
サービスを提供する側からすれば、お客さんが来てくれない話にならない。
そういった営業を禁止してしまうのは、おかしいと思った。
売掛という機能を禁止にでもした方がもっとマシだろう。
この法案が通らないことを願ってます！
本気で頑張っている人の足枷になることがないように！
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