「麦茶は退屈な飲み物——そう、ONICHAが変えるまでは。」
この一言が、ヒカキンブランド史上最大の炎上を招いた。
1週間にわたる謎の波音配信でファンを不安にさせ、その末に発表したのが「麦茶」。
しかも原材料は外国産、謝罪動画を出したと思えば今度は「700万本出荷!」と誇らしげに報告して再び物議——。
2026年4月、ヒカキンとONICHAをめぐって何が起きたのか。発表から現在まで、全部まるっとまとめてみました。
■ この記事でわかること
・ONICHAってどんな商品?
・炎上の経緯を時系列でおさらい
・炎上した理由は3つあった
・ヒカキンの謝罪内容は?
・「出荷700万本」の数字マジックとは?
・SNSのリアルな反応まとめ
・みそきんとの比較——結局ONICHAは成功するの?
ONICHAってどんな商品?
まず知らない人のために基本情報から。
ONICHA(オニチャ)は、ヒカキンがプロデュースするペットボトル麦茶。みそきんに続く「HIKAKINプレミアム」ブランド第2弾として2026年4月21日から全国のセブンイレブン限定で発売された。
【商品の特徴】

・原材料:六条大麦と二条大麦のみを使用
・価格:税別138円(税込149円)
・容量:600ml
・特典:ラベルを剥がすと「鬼みくじ」が出てくるエンタメ仕様
・キャラクター:かわいいマスコット「おにっぴ」がパッケージに登場
商品のコンセプトは「子どもが自分から選びたくなる麦茶」。
ヒカキン自身が2024年に第一子が誕生したことで子どもの健康面を意識するようになり、「ジュースばかり飲みたがる子どもに麦茶を前向きに選ばせたい」という親ならではの思いから開発がスタートした。
商品自体のコンセプトや理念は好感を持てるものだった。
問題はそのプロモーションにあったではないか・・・?
炎上の経緯を時系列でおさらい
一見バラバラに見えるこの騒動、時系列で整理するとこんな流れになる。
- “3月28日”HikakinTVで突如「謎の波音配信」がスタート。真っ暗な画面に波の音だけが流れる不気味な内容が9時間以上継続。ファンの間で「引退?」「病んでる?」「乗っ取り?」と心配の声が殺到。UUUMへの問い合わせまで相次ぐ。
- “3月28日〜4月4日”配信は約1週間にわたって継続。途中から海の映像・帆船CG・桃太郎が鬼ヶ島へ向かうCGに変化。「もう少しだけ待っていてください」という意味深メッセージも表示される。
- “4月3日”ヒカキン本人が「疲れ果てています」と体調を明かしつつ「トラブルではないので心配しないでください」と呼びかける。
- “4月5日”桃太郎に扮したヒカキンが島に降り立つ動画で麦茶ブランド「ONICHA」を発表。しかし動画内で麦茶を「地味でワクワクしない」「親に言われて飲む退屈な飲み物」と発言し炎上。さらに「日本の麦茶変えるぞ!」と叫んだのに原材料がカナダ・オーストラリア産と発覚し批判が拡大。
- “4月10日”約20分の謝罪動画を公開。波音配信・麦茶ディス発言・外国産原材料の3点について謝罪。国産大麦の早期導入(早ければ10月)を約束。低評価デマに対しては法的措置も示唆。
- “4月21日”全国のセブンイレブンで発売スタート。発売初日から品薄・売り切れ店舗が続出。ネット上では高額転売も確認される。
- “4月27日”「倉庫の在庫がゼロになった」とYouTubeで報告。出荷本数700万本突破を発表。「17人に1人が手に取った」と説明するも「出荷≠売上」という指摘が相次ぐ。
- “4月30日”Xで出荷分の9割以上が店舗で売り切れたと報告。「みんな本当にありがとう!」と感謝を述べつつ、品切れ店舗続出に「申し訳ない」と謝罪。次回販売に向けてフルスピードで製造・出荷準備中と発表。
炎上した理由は3つあった
今回の炎上はひとつの原因ではなく、3つの問題が重なった複合炎上だった。
その① 謎の波音配信による「肩透かし」
1週間にわたって視聴者を不安にさせ、心配させ続けた結果の発表が「麦茶でした」——この落差がまず批判の火種になった。
演出意図は「サプライズでワクワクしてもらうため」だったが、ファンに本気で心配をかけた点がアダになったのでは。
「感動的なサプライズ」ではなく「不安を利用した商業的な煽り」と受け取られてしまったのが誤算だった。
その② 麦茶ディス発言
「地味でワクワクしない」「親に言われて飲む退屈な飲み物」——自社商品を持ち上げるために既存の麦茶全体をこき下ろしてしまった。
これが麦茶の生産者・愛飲家・メーカーに対する侮辱と受け取られ「伊藤園の麦茶じゅうぶん美味しいのに」「麦茶は地味じゃない」という怒りの声が殺到した。
その③ 「日本の麦茶変えるぞ」→原材料は外国産
最大のギャップ問題。
「日本の未来を変える」と大きく打ち出しておきながら、使用する大麦はカナダ・オーストラリア産という現実にネットが爆発した。
法律上は全く問題ないし、大量生産には外国産の方が安定供給しやすいという合理的な理由はある。
ただキャッチコピーと中身のギャップが「嘘くさい」と感じさせてしまったのが痛かった。
ヒカキンの謝罪内容は?
4月10日に公開された約20分の謝罪動画では、主に4つのポイントについて説明と謝罪がなされた。
🛑波音配信について
「絶対にワクワクしてもらえるような動画を作らなきゃいけないと思い、張り切りすぎて空回りしてしまいました」と反省。「引っ張りすぎた」と認め謝罪。
🛑麦茶ディス発言について
「既存の製品を下げるような不適切な言い方だった」と謝罪。麦茶に携わる人々に対して「嫌な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
🛑外国産原材料について
「元々国産を使用する予定だったが、安定供給のために外国産を選んだ。国産大麦の重要性を理解し切れていなかった」と反省。早ければ10月から国産大麦に切り替える意向を明かした。
🛑低評価デマへの対応について
「低評価だらけ」というSNSでの拡散は事実無根のデマとして、「全ての証拠を押さえ、開示の手続きを始めています」と法的措置の検討を示唆。家族への攻撃的な投稿に対しても強い懸念を示した。
「出荷700万本」の数字マジックとは?
4月27日の報告動画でヒカキンは「倉庫に2か月分として用意していた700万本が、発売から3〜4日でゼロになった」と興奮気味に報告。
「17人に1人が手に取った計算になる」と説明した。
ここで注目を集めたのが「出荷」と「売上」の違いだ。
出荷と売上の違い(かんたん解説)
・出荷本数:倉庫からセブンイレブン各店舗に送った本数
・売上本数:実際に消費者が購入した本数
つまり「出荷700万本」は「700万本が店頭に並んだ(並ぶ予定)」であって、「700万本が売れた」とは意味が違う。
店頭に届いても売れ残っていれば出荷数に含まれる。
「17人に1人が手に取った」という表現はあくまで出荷数に基づいた計算であり、実際の購入者数とは異なる可能性がある——というのがSNSで指摘された違和感の正体だ。

ただしその後4月30日には「出荷分の9割以上が実際に売れた」と報告しており、結果的には本当によく売れていた商品であることは確かなようだ。
みそきんとの比較——結局ONICHAは成功するの?
今回のONICHA騒動と比べてよく語られるのが、前作「みそきん」の事例だ。
みそきん(ヒカキンプロデュースのカップラーメン)も発売当初はさまざまな話題を呼んだが、最終的には累計5000万食(日本人の2人に1人が食べた計算)という歴史的大ヒット商品になった経緯がある。
ONICHAとみそきんの比較
・みそきん:カップラーメン / セブンイレブン限定 / 発売後じわじわ人気が定着
・ONICHA:麦茶 / セブンイレブン限定 / 発売直後から品薄・転売が出るほどの初動
初動の勢いはみそきんを上回っている可能性もある。
炎上があったからこそ「どんな味なんだろう」と気になって買いに行った人も多かったと思われ、炎上がむしろ追い風になった側面も否定できない。
最終的にONICHAが「習慣に残る麦茶」になるかどうかは、リピート購入者がどれだけ増えるかにかかっている。
SNSのリアルな反応まとめ
発表〜発売〜現在にかけて、SNSの反応はこんな感じだった。
批判・呆れの声
😤「麦茶を退屈と言ってから自分の麦茶で上げようとするのはさすがにない」
😅「1週間の謎配信の結末が麦茶って肩透かしすぎる」
🤔「国産を謳いたいなら原材料も国産にしてほしかった」
😂「出荷700万本を17人に1人が買ったとするのはさすがに違う」
擁護・応援の声
💪「子どもに麦茶を飲ませたいという親目線のコンセプトはわかる」
✨「謝罪が早くて誠実だったのは好印象」
😍「おにっぴかわいいから買いに行く!」
🔥「炎上してもこれだけ売れるのがヒカキンの底力よ」
心配の声
😰「最近のヒカキン大丈夫?ちょっと空回りが続いてる気がする」
🥺「謝罪動画見て、頑張りすぎてるんだなと思った」
まとめ・感想
今回調べて思ったのが、正直いって相手の言っていることに噛み付いて騒いでいるだけだと感じた。
ビジネスをしているのだから、出荷数と売上数を混在させてしまったのはさすがに誤解を産むと思うが、正直そんなに飛びつかなくてもいいと思った。。。
実際に飲んでみたが、別になんてことない麦茶だった気がする。
味に対しても賛否両論があるが、好みもあると思う。
同じ緑茶でもメーカーによって異なるのだから、個人の感想をSNSに書いた結果・・・
炎上という形で大きくなってしまったのではないでしょうか?
3弾はどんな商品開発をしてくれるのでしょうかね!



コメント