パリオリンピックが開催されましたね。
開会式はエッフェル塔を軸にした盛大な開会式でしたね。
たくさんのスポーツによる競いが始まり、各国悔いのない力を出して頑張ってほしいですね。

そんな中早速問題が浮上してしまった。。。
柔道の審判判断がおかしいという声が出ているようだ。
本当におかしいのか?どういった判断だったのかをまとめてみました。
問題になった試合
問題になった審判の試合は、日本対スペインの準々決勝の試合でした。
永山竜樹 VS フランシスコ・ガリゴスの試合でした。

どういった問題?
問題の背景としては、お互いに技の掛け合いで試合が硬直し始めたところからです。
簡単に説明をするとガリゴス選手が永山選手に締め技をかけられ、試合が硬直したことで審判が待ての判断をした。
待ての判断から約6秒間締め技が続き、結果永山選手は失神をしてしまい、1本勝ちという判断で負けてしまった。
問題となる点は、選手ではなく、審判の判断です。
待ての判断が出た場合
柔道をやっている人ならわかると思うが、
『待て』の判断が出た場合、試合を止めて仕切り直しを行うという意味です。
取っ組み合い状態であれば、引き剥がして仕切り直すことが審判のやるべきことだと思います。
問題点について
僕がみた感じの問題点をいくつか挙げます。
- 待ての判断が選手に見えていない、聞こえていない可能性
- 失神をしたタイミングを考えてジャッジする必要があった
大まかにこの2点が問題だったと思う。
待ての判断が選手に見えていない可能性が
動画を何度か確認したが、永山選手の目線の先に審判がいたためガリゴス選手からは背後になっている。
状況判断からみても、待てが出るかもしれないなんて考えてる選手はいないだろう。
そのくらい真剣勝負なのだから。
永山選手の方が先に力を抜いて、その後にガリゴス選手が技を解いたように見える。
審判が待ての判定を出した時に静止してポーズをとるのでは無く、ポーズをとるなら両選手に見えるようにとらないと意味がない。
それに待ての発言も聞こえていないかった可能性はあると思う。
他の試合をみてみたがインカムをつけて審判をしている人がいた。
両者取っ組み合いをしているのだから、周りの音が聞こえる方が難しいだろう。
今回の試合では、女性審判がインカムをしていなかったことも問題の一つだろう。
待ての判定の後が結果になってしまった
『待て』・・・両選手仕切り直して、再スタートをさせるための合図です。
つまり、区切りをつけるということです。
待てが出た後も永山選手は動いてました。
途中、失神をしてしまったかもしれませんが、待てが入った時は失神をしていなかったと考えると、失神による一本は確実におかしい話です。
ロジック的にどういった段階を踏んでいるのか?どういった順番で思考を凝らしたのかを考えて審判をしなければならないだろう。
結論
インカムをつけていなかったことが問題だった。
全ての伝達方法を使うべきだった。
また、失神の判断については間違っていないが、今回の問題はどのタイミングで失神をしてしまったのか。
『待て』が入ってから6秒間も締められていたことを考えるべきだと思う。
審判が下した判断は絶対という考えもわかる。
でも、人が判断をしているのだから、間違いは必ず起こる。
ビデオ判定など多くのテクノロジーを掛け合わせてほしい。
初日からこんな評判になってしまったことは本当に悲しいが、これからいろんなスポーツが始まる。
審判の方も全力で選手たちに判定を下してください。
コメント